酪農飼料環境部の紹介
主な業務内容
1.牧草・飼料作物の優良品種の選定、栽培管理技術、収穫・調製技術、粗飼料の品質評価、家畜排泄物の堆肥化処理・利用技術等に関する研究
(最新の「青森県 牧草・飼料作物奨励品種」についてはこちら)
2.牧草及び飼料用トウモロコシの作況調査
3.乳用牛の飼育管理技術に関する研究
4.牛群検定情報分析センター業務
◎酪農飼料環境部の主な試験研究課題
1.牧草・飼料作物の優良品種選定試験(昭34~)
収量性・耐病性等、本県に適した品種を選定しています。
トウモロコシの優良品種選定試験
2.畜舎内悪臭防除及び廃棄乳の適正処理による畜産環境の改善試験(H26~30年)
畜産環境の改善に向け、未利用資源を利用した畜舎や堆肥舎における悪臭防止技術、及び浄化処理が困難な廃棄乳の堆肥化処理に取り組んでいます。
3.高栄養トウモロコシサイレージ生産のための新たな栽培・調製技術開発試験(H26~27年)
高刈りによるトウモロコシサイレージの栄養価向上技術、及び収量向上を目指した播種様式について検討しています。
千鳥播種の出芽状況
4.低カルシウム血症予防のための飼養管理技術の改善試験(H25~27年)
乳牛の様々な周産期疾病の原因となる低カルシウム血症を予防し、生乳生産量の増加を図るための飼養管理技術を検討しています。
泌乳量調査
5.乳牛のルーメン安定性向上のためのTMR給与技術改善試験(H25~27年)
最も効果的な給餌技術の開発を目指し、TMRの給与方法とルーメン内pHの関連性について検討しています。
TMRの採食状況