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八戸地域研究所 Hachinohe Industrial Research Institute

八戸地域研究所のEMC対策室

 ~ H28年度東日本大震災復興推進基金活用事業 導入機器 ~

2017.4.3 から機器開放を開始しました


【設備概要】

  電気製品や電子機器から発せられる電磁波ノイズが国内外の規制値に適合しているかを評価する設備です。認証サイトでの最終試験前の予備測定、ならびにEMC対策にご活用ください。

【外観】


小型電波暗室

放射/伝導エミッション測定システム

電源高調波・フリッカ試験装置

対策作業スペース

【本設備の特徴】

  • 本電波暗室は、予備測定とノイズ対策の繰り返しを効率的に行うことを目的に設置しました。
  • 「EMC業務は8割が対策」をモットーに、腰を据えてその場で品質改善にたどり着く対策室を目指します。
  • 本電波暗室はVCCI登録サイトではない一方、東北の公設試験研究機関としては唯一の小型電波暗室となります。初期設計段階での評価に是非ご利用ください。
  • チップ部品付け替えなどの回路リワークを行う対策作業スペースを用意しています。また、部品メーカー様のご厚意で順次対策部品の整備を進めております。
  • 八戸北インターから車で2分。県外からのアクセスも比較的良好です。

【機器使用料】

名称 使用料 対応試験項目
小型電波暗室 2,400円/時間※1 放射妨害波測定
雑音端子電圧測定
妨害電力測定
近磁界プローブによるノイズ探索
放射/伝導エミッション
測定システム
1,400円/時間※1
電源高調波・フリッカ
試験装置
1,000円/時間 電源高調波測定
フリッカ測定
待機電力測定

※1 各種エミッション測定は、全ての試験項目で小型電波暗室と放射/伝導エミッション測定システムの同時併用になりますので、これらの合算で 3,800円/時間 となります。

【小型電波暗室 仕様】

種別 電波半無響室(小型)
電波吸収体 フェライト + ウレタン楔形
シールド内寸 7.0m(L) × 4.0m(W) × 3.2m(H)
室内有効内寸 6.5m(L) × 3.2m(W) × 2.6m(H)
ターンテーブル 直径 1.5m, 耐荷重 500kg, 無限回転
アンテナマスト 高さ 1~2m
EUT台 1.5m(L) × 1.0m(W) × 0.8m(H), 耐荷重 100kg, 発泡スチロール製
搬入口 1.2m(W)※2 × 2.0m(H)
測定距離 3m
EUT用電源1 三相/単相切替式, 100/200Vレンジ, 安定化(CVCF), 40 ~ 500Hz, 9kVA, 30A/相 (NF回路設計ブロック DP090M)
EUT用電源2 単相100V, 非安定化(商用), 50Hz, 20A
登録
施工業者 トーキンEMCエンジニアリング

※2 ただし、扉の電波吸収体の厚みにより、搬入口の開口幅は 約1.0m に制限されます。

【放射/伝導エミッション測定システム 構成】

種類 ソフトウェア EMIレシーバ 疑似電源回路網
写真
型番 TSJ
TEPTO-DV3.1
Rohde&Schwarz
ESW8
Schwarzbeck
NSLK 8128
仕様 放射エミッション測定
雑音端子電圧測定
妨害電力測定
2Hz ~ 8GHz
タイムドメイン測定
9kHz ~ 30MHz
三相/単相, 4×32A, 2×16A
オプション - リアルタイムスペアナ
機能(帯域80MHz)
アッテネータ
ハイパスフィルタ
パルスリミッタ
 
種類 バイコニカル
アンテナ
ログペリオディック
アンテナ
ダブルリッジドガイド
ホーンアンテナ
写真
型番 Schwarzbeck
BBA9106
Schwarzbeck
VULP9118A
Schwarzbeck
BBHA9120D
周波数 30MHz ~ 300MHz 180MHz ~ 1.5GHz 1GHz ~ 18GHz
 
種類 周辺装置用
疑似電源回路網(借用品)
EMIクランプ クランプ走行台
写真
型番 AFJ
LS16
TESEQ
AMZ 41A
コロナ電子工業
CLP-6000
仕様 9kHz ~ 30MHz
単相 2×16A
30MHz ~ 1GHz
最大ケーブル直径 20mm
30MHz ~ 300MHz
自動走行
オプション 50Ω終端器 補助クランプ CMAD 20B コントローラ CAT-300
 
種類 対向機用
シールドボックス
GHz帯測定用
床置電波吸収体
近磁界プローブ
写真
型番 トーキンEMCエンジニアリング トーキンEMCエンジニアリング LANGER
XF1 (5本セット)
仕様 60cm(L) × 60cm(W) × 45cm(H)
EUT台の直下に設置可能
- 30MHz ~ 6GHz
 

【電源高調波・フリッカ試験装置 仕様】

電源 型番 NF回路設計ブロック DP090M (9kVA)
RIN※3 型番 NF回路設計ブロック DP4163 (20Arms)
パワーアナライザ 型番 岩崎通信機 PPA5531
対応規格 電源高調波測定(IEC 61000-3-2 etc.)
フリッカ測定(IEC 61000-3-3 etc.)
待機電力測定(IEC 62301 etc.)
EUT
電源容量
三相/単相切替式, 100/200Vレンジ
安定化, 40 ~ 500Hz, 9kVA

※3 RIN = リファレンス・インピーダンス・ネットワーク の 略

【ご利用にあたって】

 事前に対応試験項目、EUTの電源容量、搬入サイズ、重量を御確認ください。不明点がございましたら、下記担当までお問い合わせください。
 本装置は初回使用時に当研究所職員による事前の取扱い説明を受けてください。また、効率的な運用のために最小予約単位は午前午後半日単位でお願いします。

【試験体の搬入】

 電波暗室の搬入口は、扉の電波吸収体の厚みにより開口幅が 約1.0m に制限されます。スロープは約10%の勾配です。


搬入口とスロープ

【試験体への電源の供給方法】

 放射妨害波測定、妨害電力測定においては、電波暗室のターンテーブル中央部に端子台があり、三相もしくは単相のCVCF出力系統と、商用100V,50Hz系統がそれぞれ取り出せます。単相出力のためにあらかじめ海外対応のコンセントを用意していますが、それ以外の出力(三相出力など)では、端子をご準備いただき端子台に直接結線してください。この端子台の取付ネジは M4 です。


ターンテーブル中央部端子台

端子台拡大(この例は単相CVCF出力)

 雑音端子電圧測定においては、疑似電源回路網に端子台にて結線します。単相結線のためにあらかじめ海外対応のコンセントを用意していますが、それ以外の出力(三相出力など)では、端子をご準備いただき端子台に直接結線してください。この端子台の取付ネジは M4 ※4です。
 ※4 対策室開設時(2017.4.3)はM6ネジの端子台でしたが、ターンテーブル端子台に合わせるため改修しました。(2017.4.25更新)


疑似電源回路網 端子台

端子台拡大(この例は単相結線)

 電源高調波・フリッカ測定においては、RINの正面に海外対応のコンセントと、裏面に端子台を用意しています。三相出力などでは、裏面の端子台に直接結線してください。この端子台は 差し込み式 です。


RIN正面 海外対応コンセント

RIN裏面 端子台(差し込み式)

【小型電波暗室 空き状況】

 以下に暗室の空き状況を示します。利用可能な時間は原則、9:00 ~ 17:00 です。やむなく17:00以降のご利用が見込まれる場合は、事前に下記担当にご相談ください。

  小型電波暗室 直近3か月の空き状況

【近隣公設試の電波暗室】

 ご所望の日程で当暗室が空いていない場合には、相互連携している近隣の公設試験研究機関をご紹介します。

宮城県産業技術総合センター 秋田県産業技術センター

(地独)岩手県工業技術センター  福島県ハイテクプラザ

北海道立工業技術センター(函館)

 

【機器使用予約・お問い合わせ】

八戸地域研究所 機械システム部 Tel : 0178-21-2100   Fax : 0178-21-2101
 村井 博  e-mail : hiroshi_murai★aomori-itc.or.jp
 久保 幸範 e-mail : yukinori_kubo★aomori-itc.or.jp  (★を@に変えてください)