スマート農業の研究情報を公開しました

2023年3月1日

 青森県の農林畜産業を持続的に発展させるには、労働力不足や高齢化に対応した省力技術や新規就農者の技術支援が必要です。

 近年、これらを実現できる技術として「スマート農業」が注目されています。スマート農機や衛星によるセンシング技術などを駆使するスマート農業では、省力・省人化や作業精度の向上のほか、データ活用による品質・収量の向上など、様々な効果が期待できます。

 現在、農林総合研究所では県内にスマート農業を速やかに普及するため、スマート農機を有効活用するための技術開発や経済性を評価する実証試験に取り組んでいます。ここでは、スマート農業によるメリットや各スマート農機の特徴についてご紹介します。

 

1.スマート農業の実証試験について

 スマート農機の概要と農林総合研究所での実証試験及び津軽西北地域の大規模経営体である「(株)十三湖ファーム」で行った実証試験についてご紹介します。

 

スマ農PT(スマート農業について1)

 

スマ農PT(スマート農業について2)

スマート農業について

津軽西北地域における大規模水田作スマート農業の実証

関連情報

スマート農機を体系利用した場合の水稲移植、乾田直播栽培における省力性と経済性【ポスタ-】

※1 画像をクリックすると動画を閲覧できます(YouTubeに移動します)。

※2 (株)十三湖ファームによる実証試験は農林水産省「スマート農業技術の開発実証プロジェクト(課題番号:大B03)」で実施しました。

 

2.各スマート農機の特徴

 ロボットトラクタ、ロボット田植機、農業用ドローン、ラジコン草刈機、ロボット草刈機の特徴についてご紹介します。

 

 1)ロボットトラクタ

 

スマ農PT(ロボトラ代かき)

 

スマ農PT(ロボトラV溝)

ロボットトラクタによる代かき作業

ロボットトラクタによる水稲V溝乾田直播栽培の播種作業

※動画をクリックすると動画を閲覧できます(YouTubeに移動します)。

 

 2)ロボット田植機

 

スマ農PT(ロボット田植機2)スマ農PT(ロボット田植機1)

ロボット田植機による移植作業

※動画をクリックすると動画を閲覧できます(YouTubeに移動します)。

 

 3)農業用ドローン

 

スマ農PT(ドローン1)

 

スマ農PT(ドローン2)

 

スマ農PT(ドローン3)

ドローンによる除草剤散布 ドローンによる病害虫防除

ドローンによるリモートセンシング技術

※動画をクリックすると動画を閲覧できます(YouTubeに移動します)。

 

 4)自動操舵コンバイン

 

自動操舵コンバイン01.png自動操舵コンバイン02.png

自動操舵コンバインによる収穫作業

※動画をクリックすると動画を閲覧できます(YouTubeに移動します)。

 

 5)ラジコン・ロボット草刈機

 

スマ農PT(草刈機1)スマ農(草刈機2)

ラジコン・ロボット草刈機による除草

※動画をクリックすると動画を閲覧できます(YouTubeに移動します)。

 

 

3.衛星画像を利用した水稲のリモートセンシング技術

 生産者の栽培管理を支援するため、衛星画像を利用したリモートセンシング技術の開発に取り組んでいます。

 

衛星データでおいしいお米を作る「青天の霹靂」01衛星データでおいしいお米を作る「青天の霹靂」02

衛星データでおいしいお米をつくる「青天ナビ」

関連情報

衛星データでおいしいお米を作る「青天ナビ」【ポスタ-】

※動画をクリックすると動画を閲覧できます(YouTubeに移動します)。

 

このページの
先頭へ戻る