二枚貝

ムラサキイガイ(Mytilus edulis)とキヌマトイガイ(Hiatella orietalis)がホタテガイの貝殻表面だけでなく養殖施設全体に多数付着します。特にムラサキイガイは一旦足糸で固着すると脱落することなく成長していくので、ホタテガイの養殖管理上最も邪魔な存在となっています。また、この2種はホタテガイとほぼ同じ時期に産卵されるので、ホタテガイの採苗器にも多数付着します。このため、この2種の付着が多い年には、採苗器からホタテガイだけを選別するのに手間がかかります。

ムラサキイガイ キヌマトイガイ


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