陸奥湾海況情報

No.374

   2002年6月18日

● 15m層半旬平均水温の推移

 ● 今期の概況(6月10日〜6月17日)

 水温は、15m層を除いて平年並みに近づきつつありますが、全体としてはまだ平年より高め状態が続いています。また、6月11日頃から続いたやませの影響で平舘ブイ15m層では6月13日頃から北上流が強勢に推移しました。

6月17日の日平均水温は、平舘ブイで 14.4〜15.7℃、青森ブイで11.2〜16.3℃、東湾ブイで11.5〜15.9℃となっており、1週間前の6月10日とくらべると、平舘ブイの1m層と底層で前回並み、15m層と30m層で0.3〜0.4℃低下、青森ブイの1m層で0.5℃上昇、15m層、30m層と底層で0.3〜2.3℃低下、東湾ブイの全層で0.7〜2.0℃上昇しました。

6月11日〜15日の半旬別平均水温は、平年に比べて、平舘ブイの1m層と30m層で『やや高め』、15m層で『かなり高め』、底層で『平年並み』、青森ブイは1m層と底層で『やや高め』、15m層で『はなはだ高め』、30m層で『かなり高め』、東湾ブイでは1m層で『平年並み』、15m層で『かなり高め』、30m層で『はなはだ高め』、底層で『やや高め』となっています。

 

● 今後の見通し

 気象台発表の6月15日からの1ヶ月予報(東北地方)では、気温は平年より高い可能性が大きいとしています。水温はなお平年より高めのまま推移するものと考えられます。