陸奥湾海況情報

No.375

   2002年6月25日

● 15m層半旬平均水温の推移

 ● 今期の概況(6月18日〜6月24日)

 水温は、15m層より深い層では、青森ブイの底層を除いて依然として平年より高めの状態が続いています。

また、6月20日〜22日頃までのやませの影響で、平舘ブイ15m層では6月21日、22日と北上流が強勢に推移しました。

6月24日の日平均水温は、平舘ブイで 14.5〜15.9℃、青森ブイで12.7〜16.0℃、東湾ブイで11.4〜16.1℃となっており、1週間前の6月17日とくらべると、平舘ブイは1m層〜底層で+0.1〜+0.2℃、15m層〜30m層で+0.4〜+0.6℃、青森ブイの1m層〜15m層で-0.2℃〜-0.4℃、30m層〜底層で+1.0℃〜+1.5℃、東湾ブイの1m層で+0.2℃、15m層から30m層で+0.6〜+1.2℃、底層で-0.1℃でした。

6月16日〜20日の半旬別平均水温は、平年に比べて、平舘ブイ は全層で『やや高め』、青森ブイは1m層と底層で『平年並み』、15m層で『かなり高め』、30m層で『やや高め』、東湾ブイでは1m層で『平年並み』、15m層〜底層で『かなり高め』となっています。


 

● 今後の見通し

 気象台発表の6月22日からの1ヶ月予報(東北地方)では、気温は平年より高い可能性が大きいとしています。水温はなお平年より高めのまま推移するものと考えられます。