陸奥湾海況情報No.388

　●　今期の概況（9月16日～9月23日）

　今期の陸奥湾の水温は平年並み～低めとなっています。また、東湾ブイ底層の溶存酸素量は、19日以降、飽和度50％を超えてきましたが、23日にはまた低下してきています。また、平舘ブイ15ｍ層の南下流は弱まってきましたが、底層では北上流が強勢気味に推移しています。

9月23日の日平均水温は、平舘ブイで 22.1～18.5℃、青森ブイで18.0～21.7℃、東湾ブイで18.2～21.7℃で、1週間前の9月16日とくらべると、平舘ブイの全層で0.7～2.2℃低下、青森ブイ全層で0.4～2.1℃低下と、それぞれ30ｍ層～底層で大きく低下し、東湾ブイでは1ｍ層～15ｍ層で0.5～0.6℃低下、30ｍ層～底層では逆に1.8℃上昇しました。

9月16日～20日の半旬別平均水温は、平年にくらべて、平舘ブイは全層で『平年並み』、青森ブイの1ｍ層で『やや低め』、15ｍ層～底層で『平年並み』、東湾ブイの全層で『平年並み』となっています。

●　今後の見通し

　気象台発表の9月21日からの1ヶ月予報（東北地方）では、気温は平年並み、日照時間は平年並みの可能性が大きいとしています。水温は概ね平年並みに推移するものと考えられます。