陸奥湾海況情報

No.407

   2003年2月10日

● 15m層半旬平均水温の推移

 ● 今期の概況(2月4日〜2月9日)

 陸奥湾の水温は、青森ブイと東湾ブイでは、まだ平年より低めとなっています。但し、青森ブイの1m層〜15m層では、2月9日から水温、塩分ともに急上昇し、8℃台の高温水の分布がみられています。

2月9日の日平均水温は、平舘ブイで9.3〜9.4℃、青森ブイで4.9〜5.3℃、東湾ブイで2.8〜4.3℃で、6日前の1月27日とくらべると、平舘ブイの1m層〜底層で0.6℃上昇、青森ブイの1m層〜底層で0.3〜1.3℃低下、東湾ブイの1m層、30m層で前回並み、15m層で0.3℃低下、底層で1.1℃上昇しました。

2月1日〜2月5日の半旬別平均水温は、平年にくらべて平舘ブイの1m層〜底層で『平年並み』、青森ブイの1m層〜30m層で『かなり低め』、底層で『やや低め』、東湾ブイの1m層〜30m層で『かなり低め』、底層で『やや低め』となっています。


● 今後の見通し

 気象台発表の2月7日からの1ヶ月予報(東北地方)では、気温、日照時間ともに平年並としています。陸奥湾の水温は今後、全体に平年より低めの傾向が弱まってくるものと考えられます。