陸奥湾海況情報
No.486
2004年8月24日
● 15m層 日平均水温の推移
●今期の概況(8月17日〜8月23日)
今期の陸奥湾の水温は全ブイの1m層では低下気味、15m層では横ばい、30m層以深では上下変化しながら上昇傾向で推移しました。平舘ブイ15m層の流れは南下流強勢傾向が続きました。なお、底層の溶存酸素については8月10〜11日の浅海定線調査で、湾央部を中心に6.0〜6.6mg/?(飽和度75〜82%)まで低下しており、東湾ブイでは8月22日に本年これまで最低の4.4mg/?(飽和度55%)が観測され、低下傾向が顕著になってきました。
8月23日の日平均水温は、平舘ブイの1m層〜15m層で23.0〜23.2℃、30m層で22.8℃、底層で21.2℃、青森ブイの1m層〜15m層で22.8〜23.1℃、30m層で21.7℃、底層で20.1℃、東湾ブイの1m層〜15m層で23.0〜23.1℃、30m層で20.8℃、底層で16.9℃となり、今期内に各ブイとも水温が1m層〜15m層で23℃前後の同水温になりました。
8月16日〜20日の半旬別平均水温は、平年に比べると、平舘ブイの1m層〜15m層で『平年並み』、30m層〜底層で『やや高め』、青森ブイの1m層で『平年並み』、15m層〜30m層で『やや高め』、底層で『かなり高め』、東湾ブイの1m層〜15m層で『やや高め』、30m層〜底層で『かなり高め』となっています。