陸奥湾海況情報

No.584

2006年7月18日


● 15m層 日平均水温の推移 

●今期の概況(7月11日〜7月18日)
 水温は、東湾ブイの30m層と底層を除き、上昇傾向が続いています。12日以降気温の高い状態が続いたため、1m層の水温は全ブイで2℃近く上昇して、青森ブイと東湾ブイでは20℃を超えてきました。またこの期間は、平舘ブイの15m層で日最高流速が1ノットを超える南下流が続いた影響で、平舘ブイと青森ブイの30m層以深でも、2℃以上上昇しました。 7月17日の日平均水温は、平舘ブイの1m層で19.4℃、15m層で18.4℃、30m層で17.2℃、底層で16.1℃、青森ブイの1m層で19.8℃、15m層で18.7℃、30m層で16.0℃、底層で15.6℃、東湾ブイの1m層で20.2℃、15m層で17.5℃、30m層で13.9℃、底層で9.6℃となっています。 7月11日〜15日の半旬別平均水温を、平年と比べると、平館ブイの全層で『平年並み』、青森ブイの1m〜15m層で『平年並み』、30m〜底層で『やや低め』、東湾ブイの1m〜30m層で『平年並み』、底層で『やや低め』となっています。

●今後の見通し
 気象台発表の7月15日からの1ヶ月予報(東北地方)では、向こう1か月の平均気温は平年並み、日照時間は少ないとなっています。
週別の気温は、1週目は平年並みか高い、2週目は平年並みとなっています。陸奥湾の7月21日〜25日の半旬別平均水温は、各ブイの1m層で『やや高め』、15m層以深では、東湾ブイの底層で『やや低め』のほかは『平年並み』になるものと考えられます。