陸奥湾海況情報

No.611

2007年1月23日


15m層 日平均水温の推移 

今期の概況 (1月16日〜1月22日)  
 平舘ブイの流れは、1月19日以降南北交互流が強勢になり、水温は、平舘ブイと東湾ブイで横ばいまたはごくゆるやかな低下傾向、一方青森ブイでは20日以降上下変化が大きく、22日にかけて上昇しました。  
 塩分は、東湾ブイで12月以降平年より低い傾向が続いており、1月に入り低下傾向が強まっていることから、平年との差はさらに大きくなっています。
 1月22日の日平均水温は、平舘ブイの1m層〜底層で10.9〜11.0℃、青森ブイの全層で8.6℃、東湾ブイの1m層〜30m層で5.8〜5.9℃、底層で6.6℃となっています。
  1月16日〜20日の半旬別平均水温は、平年にくらべ、平舘ブイ1m層〜15m層で『やや高め』、30m層〜底層で『かなり高め』、青森ブイ全層で『平年並み』、東湾ブイ1m層〜30m層『平年並み』、底層で『やや高め』となっています。
 

今後の見通し
  気象台発表の1月20日からの1ヶ月予報(東北地方)では、向こう1ヶ月の平均気温は高い、日照時間は日本海側で平年並みか多く、太平洋側で平年並みまたは少ないとなっています。週別の気温は、1週目、2週目ともに高いとなっています。
 陸奥湾の1月21〜25日、26〜31日の半旬別平均水温は、平年並み〜やや高めになるものと考えられます。