陸奥湾海況自動観測システムの概要
観測ブイ配置図
平舘ブイ 青森ブイ 東湾ブイ

 
 自動観測ブイによる陸奥湾の観測は、昭和49年(1974)から行っており、第1世代からほぼ10年毎に更新を重ね、平成
17年度から18年度にかけて現在の4代目のシステムに更新しています。(過去のシステムの変遷については、陸奥湾海
況自動観測システムホームページ
に掲載されています。

 
 
海況自動観測システムは陸奥湾内、平舘沖(平館ブイ)・青森沖(青森ブイ)・湾央部(東湾ブイ)に設置した自動観測ブ
イ3基と基地局から構成されています。
 
 自動観測ブイでは、水温、塩分、溶存酸素、流向・流速、風向・風速、気温、蛍光強度を毎時間観測しています。観測デ
ータは、NTTドコモのパケット通信網(DoPa網)を通じて増養殖研究所内の基地局に送られ、データの収集、解析が行わ
れています。また、毎時観測データをインターネット・携帯電話を通じて配信しています。

 最新のリアルタイムデータは→ 陸奥湾海況自動観測システムホームページ 
 携帯版ホームページアドレス→http://www.mutsuwanbuoy.jp/mobile/top.php 
 

システム構成


陸奥湾海況自動観測システム観測項目

ブイ名 観測地点 観測水深 観測項目
水温 塩分 溶存酸素 流向流速 気温 風向風速 蛍光強度
平舘
(たいらだて)
湾口部 外ヶ浜町平舘地先
北緯 41度9分13秒
    (41°09.22' N)
東経 140度40分22秒
    (140°40.37' E)
水深 47m
1m
15m
30m
45m
青森
(あおもり)
西湾側 青森市地先
北緯 40度55分12秒
    (40°55.20' N)
東経 140度47分25秒
    (140°47.41' E)
水深 45m
1m
15m
30m
44m
東湾
(とうわん)
湾奥部
北緯 41度6分15秒
    (41°06.25' N)
東経 140度57分46秒
    (140°57.77' E)
水深 49m
海上約4m
1m
15m
30m
48m
                ※流向流速は4m、6m、8m、10m、15m、20m、25m、30m、35m、40mの10層を観測しています。