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トピックス

研究スタッフが旬の情報をお知らせする研究トピックスです
  

資源管理部


漁場環境部

気象庁発表のエルニーニョ監視速報(1/10更新)によると

•エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態となっている。
•今後春にかけてエルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態が続く可能性が高い(60%)。


詳しくは気象庁のHPをご覧ください。(タイトルをクリックすると該当ページに行けます)














ほたて貝部

1 ホタテガイのへい死メカニズム

玉付けをし過ぎた不安定な施設では、波浪の影響を大きく受けることから、調整玉の影響により養殖施設や篭が上下動します。
1週間以上シケが連続し、餌を取れないと、小さい貝ほど弱って貝殻を閉じれなくなるため、貝同士のかみ合わせや篭への擦れが多くなって、外套膜(ヒモ)がケガをし、異常貝となります
③ また、鰓(エラ)が傷害を受けると、ワタ抜けになり呼吸や餌を取ることができなくなります。
④ 軽傷であれば回復しますが、ワタ抜けや重傷の異常貝はへい死する危険性があります。
⑤ なお、水温が低い場合は、餌を取り込む能力が低下するため、へい死の危険性がさらに高まります

2 冬季における養殖管理の注意点

異常貝の原因は病気ではなくケガです。これから冬のシケが多くなるので、ケガのない元気なホタテを育てるために、以下に注意しましょう(図3)。

資源増殖部