病害虫管理部
業務の概要
病害虫管理部では、水稲、畑作物、野菜の収量・品質を低下させる病害虫を対象に、発生生態や防除技術に関する試験研究を行っています。
主な取り組み
主要作物病害虫の被害防止技術
- 水稲では、省力・低コスト栽培に対応したイネいもち病・紋枯病、斑点米カメムシなどの発生調査や防除技術の開発に取り組んでいます。
- 大豆では、吸汁性カメムシ、マメシンクイガなどの発生調査や防除技術の開発に取り組んでいます。
- 野菜では、高温性病害のメロン炭腐病や難防除害虫であるアザミウマ類、ニンニクのイモグサレセンチュウなどの総合的病害虫管理(IPM)に関する試験・研究開発に取り組んでいます。
主要作物病害虫の被害防止技術
各種作物病害虫に対する農薬の新規登録や適用拡大に向けて、防除効果や薬害発生の有無を調べています。
最近の成果
- 水稲新品種「はれわたり」の防除体系別いもち病リスク評価(動画:再生時間は約10分、YouTubeへ)
- 液状亜リン酸肥料の葉面散布による大豆の黒根腐病の被害軽減(動画:再生時間は約11分、YouTubeへ)
リンク
農林水産省「農薬登録情報提供システム」(関連ページへ)