千雪®(ちゆき)(あおり27)

~ 甘い香りの 不思議な りんご! ~

千雪TOP画像

 

濃紅色の甘いりんごで、華やかな香りが印象的。
しっかりとした甘さとマイルドな酸味、バランスの良い味です。
果肉が変色しにくいため、そのまま食べるだけでなく、生絞りでジュースやスムージー、すり下ろして離乳食や介護食、サラダ、お弁当、デザート作りへと、幅広く利用できます。
スライス、カット、すりりんごにして凍らせた後も変色しないので、デザートの飾りつけやトッピングには最適。 クッキングアップルとして人気の「紅玉」とはちょっと違った楽しみ方も広がります。
青森県での収穫時期は10月下旬。 普通冷蔵果で年末頃まで、CA貯蔵果(※)で3月いっぱいまでが、このりんごの旬(おいしい時期)です。
まだ流通量は少ないですが、徐々に生産量が増えているところです。 値段はいろいろですが、通販の家庭用訳あり品3,300円(5㎏送料込み)や産地直売所の4個入り300円(堀出しもの!)を見かけたことがあります。(2020年12月現在) 2月以降は、生果はなかなか見つからないので、色のきれいなジュースや、香りと甘さを生かした干しりんごがお勧めです。 「お取り寄せサイト」や都心の青果専門店などで見つけたら、是非お試しください。
果点(皮の表面のそばかすのような点々)が目立つ、ドット模様が目印です!

 

※CA貯蔵(Controlled Atmosphere Storage)とは: 空気中の酸素と二酸化炭素の濃度を調節して貯蔵する鮮度保持技術です。 呼吸量を抑えられ、りんごは新鮮な状態に長く保たれます。 品種によって向き不向きもあり、貯蔵できる期間も異なります。

 

生食用カット画像

 

青森産技の りんご研究所が昭和59年に交配し、平成20年に品種登録された、世界でも珍しい「果肉が変色しにくい」品種です。
下の写真(「ふじ」との比較)のように、すりおろしても、一度凍らせて溶かしても、ほとんど変色しません。
ポリフェノール(褐変のもとになる物質)の量が少なく、褐変酵素(ポリフェノール酸化酵素:PPO)の活性がほとんどないことを明らかにしています。

千雪、ふじ、すりおろし比較画像3日後 千雪、ふじ、すりおろし比較画像凍結・融解後