あすなろ卵(あすなろらん)

~ 宝石のような美しいたまご! ~

あすなろらんTOP画像、カラが薄緑色のたまご

 

綺麗! まるで翡翠(ヒスイ)のような薄青緑色。
だけど宝石のように美しいだけではありません。
黄身が大きいんです!
卵のおいしさ、うま味に影響するアミノ酸は主に黄身にあります。 だから黄身が大きい「あすなろ卵」はおいしさ濃厚。 「たまごかけごはん」は絶品です!
「緑の一番星」「青玉」「けんちゃん卵」などの名称で販売されています。

 

たまご6個のざる盛 たまごの黄身と白身

 

青森産技の畜産研究所では、昭和62年に「黄身の大きい卵」を産む新鶏種の開発に着手しました。
卵の黄身には、うま味成分のアスパラギン酸やグルタミン酸が多く含まれています。
一般的な卵の卵黄割合は27%、生食やゆで卵で好まれるMS規格の卵では22%前後です。
ホロホロ鳥の卵は黄身が33%で非常においしい! ですが、春の繁殖時期しか卵を産みません。
畜産研究所の開発目標は、「卵黄割合が高く、毎日産卵する実用鶏」。 約20年をかけた研究のすえ、健康多産、卵黄割合30%の「あすなろ卵鶏」の開発に成功しました。
畜産研究所では、毎年3,000羽の「あすなろ卵鶏」のひなを供給しています。