にんにく「福地ホワイト」（黒石Ａ系統）

寒い冬を土の中で越した、香り豊かで、ジューシーな青森にんにく。 青森県は生産量日本一。国内出荷量の7割を占めています！
主に栽培されている品種は「福地ホワイト」という大玉６片種。 その名の通りキレイな白色！　 かたち良く張りのあるりん片が並ぶ整った姿から、 「ホワイト６片」とも呼ばれています。
美味しさはもちろん、調理しやすいのも「福地ホワイト」の良いところ。
料理のメインにはなりにくい食材ですが、滋養強壮、疲労回復、 イタリアンでも中華でも、料理の味を決める重要スーパーサブ！！ 風味豊かなにんにくは美味しい料理を支えます。
青森産にんにくの収穫時期は6月下旬～7月上旬。 収穫後1か月ほどかけて乾燥させ、大切に貯蔵されて通年出荷されます。 産地では乾燥前の「生にんにく」も期間限定の楽しみ！ この時は料理のメインに！まるごと素揚げにすればホクホクです。

青森産技の野菜研究所では、品質の良いにんにくを生産し消費者まで届けるための研究と支援を行っています。
県内各地から「福地ホワイト」を収集し、その中から形や品質に優れた「黒石A」を選抜しました。 また、ウイルスフリー化や感染診断の技術を開発し、にんにくの生長を邪魔するセンチュウやウイルスのない、きれいで元気な種苗を生産し、生産者に供給しています。
高品質のにんにくを毎年安定して生産するための栽培技術や病害虫防除、鮮度の高いにんにくを一年中出荷するための乾燥条件や萌芽抑制、貯蔵方法など、 様々な研究を続けて「にんにく王国」の生産～流通現場をサポートしています。