青森きくらげ

~ 青森県に新しいぷるぷる誕生 ~

青森きくらげTOP画像

 

青森から新しい「きくらげ」が誕生しました。
「青森きくらげ」です。
青森のきのこ生産量が落ち込む夏に栽培ができる新しいきのこが必要になると予見し、「アラゲキクラゲ」という種類のきくらげを5年かけて改良してできました。
中華料理でおなじみのコリコリとした食感が楽しめるきくらげ。名前にクラゲが入っているので、クラゲや海藻などの海の食べ物と勘違いされることもありますが、きのこの仲間なのです。
国内で消費されるきくらげの約9割が輸入品で、市販品のほとんどは乾燥品です。
しかし「青森きくらげ」は、県内で生産されるため、新鮮な生の状態のものを食卓にお届けできます。
生の「青森きくらげ」を手に取ると、その質感はまるで・・・ベルベットのよう!
思わずなでなでしたくなります。
料理などでよく目にするきくらげは黒色のものがほとんどですが、「青森きくらげ」は赤茶色をしているのが特徴です。
また、「青森きくらげ」は市販のきくらげよりも肉厚なので、『ぷるぷる』『コリコリ』としたきくらげ独特の食感がより楽しめます。
きくらげには、ビタミンDや食物繊維、鉄分などの栄養素が含まれていて、特に食物繊維が豊富で、便秘で悩んでいる方にもおすすめです!
 

 

歯ごたえ計測(大)
歯ごたえ計測(小)

 

とれたて生の「青森きくらげ」の出荷時期は7月頃から10月頃までです。
生のキクラゲを調理した経験のある方は多くないと思いますが、クセがなく意外とどんな料理にも使えます。
公式ブランドサイトでは「青森きくらげ」を使った料理のレシピが掲載されています。
是非お試しください!
生産量も増えてきており、気軽に買えるようになりました。
青森の新しいぷるぷる名物になればと期待しています。

 

培養室 きくらげ1枚
栽培 パック販売

 

 青森産技の林業研究所では、シイタケ等の生産が落ち込む夏季に栽培が可能なきのことしてアラゲキクラゲに着目しました。平成26年から青森県の気候に適した品種開発に取り組み、「青森きくらげ」が令和3年に品種登録されました。
生産者や県、研究機関で構成される『「青森きくらげ」生産・販売振興会』が令和2年に設立され、はじめは少なかった県内の生産者が、令和4年現在50者以上に増えました。林業研究所では美味しい「青森きくらげ」を皆様にお届けするため、種菌の生産、供給、栽培技術の支援などを行っています。目指せ「きくらげ王国、青森」!

 

 

公式サイトはこぼれ話から: