しじみ

~ 「とる漁業」から「育てる漁業」へ ~

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味噌汁や佃煮など、私たちにとって身近な食材のしじみ!
青森県のしじみ漁獲量は全国2位。 全国でも有数の「ヤマトシジミ」産地「小川原湖」では、縄文時代からしじみ漁が行われてきました。
しじみは、グルタミン酸やコハク酸など旨味成分の他に、オルニチンやビタミンB12などの肝臓によいとされる成分も豊富。
『小川原湖産大和しじみ』や『十三湖産大和しじみ』は、地理的表示保護制度(GI)で認定された青森県の特産しじみです。
産地では、産地偽装対策としてトレーサビリティシステムを早くから導入。 価値あるブランドとして大切に育ててきました。
安心の青森県産しじみを是非ご賞味ください。

 

小川原湖しじみ漁 しじみ稚貝

 

青森産技の内水面研究所では、湖水の環境やしじみの生態について研究しています。
地元の人から「宝湖(たからこ)」と呼ばれている小川原湖のしじみの量が平成14年から平成17年までの3年間で半減した際には、その原因を明らかにしました。
その後、しじみの稚貝(赤ちゃん)を大量に育てる方法も開発。
地元の漁業者らとともに資源維持・増大に向けて取り組んでいます。

冷凍しじみについて
しじみを冷凍すると栄養価が上がる。という話を料理番組などで聞いたことがありませんか?
この発見をしたのは青森産技の研究員です。
しじみをマイナス4度で冷凍したとき、オルニチンの量がなんと8倍になることを発見しました。
冷やし過ぎるとオルニチンの量は減っていきます。
 

 

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