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トピックス

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資源管理部


漁場環境部

気象庁発表のエルニーニョ監視速報(6/10更新)によると

•エルニーニョ現象が続いている。
•今後夏はエルニーニョ現象が続く可能性が高い(70%)。秋にかけては平常の状態になる可能性もある(40%)が、エルニーニョ現象が続く可能性の方がより高い(60%)。


詳しくは気象庁のHPをご覧ください。(タイトルをクリックすると該当ページに行けます)








ほたて貝部

1 各地採苗器への付着状況
 6月6日~11日に行った第1回臨時付着稚貝調査の結果は、図1~3のとおりで、ホタテガイ稚貝の平均付着数は、西湾で127,488個/袋、東湾で279,629個/袋(第1回全湾付着稚貝調査時はそれぞれ125,254個/袋、735,480個/袋)でした。
 稚貝の平均殻長は西湾で0.82mm、東湾で0.97mm(第1回全湾付着稚貝調査時はそれぞれ0.59mm、0.55mm)でした。
 キヌマトイガイは全湾平均で42,596個/袋、ムラサキイガイは全湾平均で54,847個/袋(第1回全湾付着稚貝調査時はそれぞれ67,750個/袋、37,632個/袋)でした。なお、ウミセミは全湾平均で1個/袋で、採苗器の中に付着していました。ヒトデは見られませんでしたが、一部地域(平内町茂浦、むつ市)でトゲクリガニの稚ガニがそれぞれ1個/袋、8個/袋見られました。

2 水温の状況
 15m層の6月第2半旬平均水温は、平舘ブイと東湾ブイではなはだ高め、青森ブイでかなり高めとなっています。

3 今後の見込み
 付着数が多い採苗器は、稚貝の成長が悪くなり、稚貝採取が大幅に遅れる可能性があるので間引きが必要です。
 西湾では6月末、東湾では7月初めには確実に目で見えるサイズ(殻長2~3mm)になり通常間引きができる見込みです。ただし、東湾で付着数が数十万個と非常に多い場合には、来週から「早期間引きの目安(写真)」を参考に、目で見えるサイズ(殻長1~2mm)で早期間引きを始めてください
 なお、採苗器の中にウミセミや稚ガニが多く、ホタテガイの付着数が少ない場合は、直ちに袋替えをしてください。その際、粗目の袋(ラッセル2分目、タマネギ袋)や穴の開いた袋は使わないようにしてください。
7月1日に第2回全湾一斉付着稚貝調査(間引き前と間引き後の中層、合計2袋)を行いますので、稚貝採取時期については7月4日発行予定の採苗速報第11号を参考にしてください
 
※袋替えおよび間引き作業の注意点
・採苗器の状況を十分に把握する(稚貝の付着数は地域、垂下水深、投入時期等によって異なる)
・稚貝へのショックは出来るだけ少なくする(間引きを行う場合は、流網などの付着基質を上下に振るだけにして船べり等に叩き付けない)。
・採苗器へ残す稚貝の数を自分の目で確認しながら適正にする(2万個程度になるように)。
・作業後は、施設を安定させる。
・ヒトデの付着が見られるときは、結び目をよく洗う。
 
 





資源増殖部