畑園試だよりNo.9

![]() にんにく病害虫抵抗性品種育成技術の開発 平成17~20年度 本県のにんにくは中国産との競合等、今後も国際競争が厳しくなるものと考えられます。本県の品種「福地ホワイト」は優れた商品性を持っていますが、病害虫に対しては強くなく、農薬等による防除技術を確立し対応しています。 病害虫抵抗性品種の育成は農薬使用量の削減につながることから、より安全で安心なものの供給が可能となります。しかし、にんにくは栄養繁殖性であるため、交配による品種育成技術の開発が課題となっています。 本研究では、交配による抵抗性品種育成のための技術開発に取り組みます。 主な研究課題 1.新品種開発に向けた育種素材の探索 2.品種識別法の確立 担当:にんにく研究プロジェクトチーム(作物改良部、病害虫防除室) 特産野菜原々種維持増殖事業 平成17~21年度 本県の特産野菜のながいも、にんにく、及びいちごは栄養繁殖性であり、これらの産地の維持、強化のためには優良な形質を保持した無病の種苗を確保することが極めて重要です。 本事業は、無病で優良な母株を維持しながら原々種を増殖、供給して、現場の優良種苗確保の取り組みを支援していくのもです。 主な研究課題 1.ながいも原々種の維持、増殖 2.にんにく原々種の維持、増殖 3.いちご原々種の維持、増殖 担 当 : 作物改良部 ![]() 1、転出者 (平成17年3月31日)
2、転入者 (平成17年4月1日)
![]() ![]() 独立行政法人・東北農業研究センターの委託を受けて、端境期となる夏秋期にイチゴを安定生産する目的で、平成15年から本研究を実施しています。 去る4月19日に、東北農業研究センター、現地試験担当農家、JA八戸広域等の関係者が八戸市市川に集まり、本年の研究推進を図るための現地推進会議が開催されました。
![]() 三沢市のいちい幼稚園・春日台保育園の園児160名と、六戸町立大曲小学校児童137名が、5月2日に場内のほ場でじゃがいもの植え付け作業を体験しました。 この体験学習は、地元の児童を対象に青森県の自然・気象にあった作物の作り方や生命ある作物を育てる農業を通して、郷土の自然や食材への関心を高めてもらおうと実施しているものです。
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