デジタルオシロスコープを用いた測定事例

2024年9月19日

工業総合研究所のIoT開発支援棟に整備したデジタルオシロスコープを用いた測定事例を紹介します。

デジタルオシロスコープ外観

デジタルオシロスコープ キーサイト MXR254A


電気信号の挙動を電圧の時間変化として捕捉して表示する測定器です。
アナログ4チャネルの他にデジタル16チャネルを使用でき、I2C・SPI・UART等の通信のデコードも行えます。

今回は試作品の不具合の特定を行います。

信号線とプローブの接続
試作品の信号線とデジタルオシロスコープのプローブを接続します。
アナログチャネルとデジタルチャネルで合計20チャネル使用できます。

デジタルオシロスコープ表示画面
マイコンのデジタル出力ピンに、想定外の信号波形が出力されていました。
この信号波形がI2Cの信号と連動していたため、はんだブリッジによるものだと分かりました。

改めてプリント基板のデータを見直したところ、パッド寸法が推奨されているものではありませんでした。
推奨パッド寸法でプリント基板を作製したところ、正しく動作するようになりました。

デジタルオシロスコープ紹介資料

デジタルオシロスコープ紹介動画(YouTube)

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