なつあかり紹介
夏秋いちご なつあかりの紹介
なつあかりの歴史
なつあかりは国の研究機関で育成され、平成19年に品種登録されました。
従来、夏のいちごは酸味が強く、生食には適さないとされていましたが、なつあかりは今までの価値観を覆すほど食味が優れる品種です。
昔は、東北各地で栽培されていましたが、今では東北の中でも特に涼しい地域での栽培に限られています。
そもそも夏秋いちごって?
「夏秋いちご」とはズバリ夏から秋にかけて生産されるいちごです。
いちごはケーキやパフェなど季節を問わず人気のフルーツですが、国産いちごの生産量が少ない夏~秋は希少なものとなっています。
安全・安心かつ品質の高い国産いちごを使いたい、消費者からの需要に応えるために、青森県では、夏~秋にかけての冷涼な気候と豊富な日照、さらに岩木・八甲田山麓から流れる良質な水を活かした、品質の高い夏秋いちご生産に力を注いでいます。
なつあかりに懸ける生産者の熱意と努力
青森県の夏秋いちごの魅力は、恵まれた自然を活かした栽培にくわえ、なつあかりという特別な品種に力を入れていることです。
なつあかりは食味が優れる品種ですが、その反面、良質な果実をたくさん生産するには熟練した技術が求められます。多くの人がなつあかりの栽培を断念していくなかで、青森県の生産者の方はなつあかりの美味しさを届けたいという一心で、諦めず、粘り強く、栽培に取り組んできました。
当研究所では、なつあかりの魅力を皆様に伝えるため、生産者の方達と協力して研究に取り組んでいます。