陸奥湾海況情報

Ｎｏ.747

2009年9月16日

● 15m層　日平均水温の推移　

●今期の概況（9月9日～9月15日）
水温は、平舘ブイの1m層で0.1℃上昇し、15m層で変化なく、30m層～底層で0.1～1.1℃上昇しました。青森ブイの1m層～15m層で0.2～0.3℃低下し、30m層～底層で0.3～0.9℃上昇しました。東湾ブイの1m層～15m層で0.4～0.5℃低下し、30m層～底層で0.2～1.0℃上昇しました。流れは、9月12日に平舘ブイのほぼ全層で1ノットを超える南下流が一時的に観測されました。溶存酸素は、東湾ブイ(湾中央部)の底層で9月13日以降、底生生物にとって必要な濃度(4.3mg/L)を下回っています。
9月15日の日平均水温は、平舘ブイの1m層～底層で19.5～21.5℃、青森ブイの1m層～底層で19.5～21.3℃、東湾ブイの1m層～底層で16.8～21.1℃でした。
9月11日～15日の半旬別平均水温を平年と比べると、平舘ブイの1m層で『かなり低め』、15m層～30m層で『やや低め』、底層で『平年並み』、青森ブイの1m層で『かなり低め』、15m層で『やや低め』、30m層～底層で『平年並み』、東湾ブイの1m層～15m層で『やや低め』、30m層～底層で『平年並み』でした。

●今後の見通し
気象台発表の9月12日からの1ヶ月予報(東北地方)では、向こう1カ月の気温は『平年並』、週別の気温では1週目の気温は『平年並』、2週目の気温は『低い』となっています。陸奥湾の向こう1週間の水温は表層でやや低めに推移し、底層で平年並みに推移するものと考えられます。