陸奥湾海況情報

Ｎｏ.867

2012年2月8日

● 15m層　日平均水温の推移　

●今期の概況（2月1日～7日。青森ブイ定点の1月11日～2月5日は参考値。2月6日以降は欠測。）
水温は、平舘ブイの1m層～底層で0.2℃上昇しました。青森ブイ定点の1m層及び15m層で0.3℃低下し、30m層で変化なく、底層で0.2℃上昇しました。東湾ブイの1m層～底層で1.1℃低下しました。
2月7日の日平均水温は、平舘ブイで7.9～8.0℃、東湾ブイで2.2～2.3℃でした。
2月1日～5日の半旬別平均水温を平年と比べると、平舘ブイの全層で『やや低い』、青森ブイ定点の全層で『はなはだ低い』、東湾ブイの全層で『かなり低い』でした。

 ●今後の見通し
気象台発表の2月4日からの1ヶ月予報(東北地方)の週別の気温では1週目、2週目共に『低い』となっており、また、日本海区水産研究所公表の日本海海況予測システムJADEに基づくと陸奥湾の2.5m層の水温は2月6日～10日は『かなり低い』～『平年並み』、2月11日～15日は『はなはだ低い』～『やや低い』と予測されます。以上のことから、陸奥湾の向こう1週間の水温は、湾口部でやや低め、湾内ではなはだ低め～かなり低めで推移するものと考えられます。