陸奥湾海況情報

Ｎｏ.868

2012年2月15日

● 15m層　日平均水温の推移　

●今期の概況（2月8日～14日。青森ブイは欠測。）
水温は、平舘ブイの1m層～30m層で変化なく、底層で0.3℃上昇しました。東湾ブイの1m層～底層で0.6℃低下しました。
2月14日の日平均水温は、平舘ブイで8.5～8.6℃、東湾ブイで1.6～1.7℃でした。
2月11日～14日を半旬として平年と比べると、平舘ブイの1m層、15m層及び底層で『平年並み』、30m層で『やや低い』、東湾ブイの全層で『はなはだ低い』でした。また、東湾ブイ1m層～30m層の半旬平均値1.8℃は、全ブイを含めて観測開始以来の最低値となりました。

 ●今後の見通し
気象台発表の2月11日からの1ヶ月予報(東北地方)の週別の気温では1週目、2週目共に『低い』となっており、また、日本海区水産研究所公表の日本海海況予測システムJADEに基づくと陸奥湾の2.5m層の水温は2月16日～20日は『はなはだ低い』～『やや低い』、2月21日～25日は『はなはだ低い』～『平年並み』と予測されます。以上のことから、陸奥湾の向こう1週間の水温は、湾口部でやや低め～平年並み、湾内ではなはだ低め～かなり低めで推移するものと考えられます。