2012/9/6

 

陸奥湾溶存酸素情報

平成24年度第2号

2012年9月6

 

 

 

溶存酸素測定結果表(溶存酸素:%,(mg/L))

  St.1 St.2 St.3 St.4 St.5 St.6 St.9 東湾ブイSt. 横浜沖St.
30m層 113.1
(8.04)
111.6
(7.93)
108.5
(7.84)
108.9
(8.25)
107.0
(7.92)
107.3
(7.97)
109.2
(7.96)
104.0
(7.77)
103.1
(7.66)
底層 106.0
(8.31)
85.2
(6.91)
79.7
(6.35)
16.3
(1.33)
54.7
(4.38)
76.1
(5.84)
92.4
(6.85)
32.5
(2.67)
26.8
(2.08)


(底層は全地点ともに海底直上の値)

 

 9月3~4日に今年度2回目の陸奥湾内の溶存酸素量調査を行いました。
図で示した9地点で調査を行ったところ、St.4の底層で1.33mg/L、東湾ブイSt.の底層で2.67mg/L、 横浜沖St.の底層で2.08mg/Lと東湾中央部を中心に4.3mg/Lを下回る結果となり、低酸素水塊の存在が確認されました。特に横浜沖St.では、底層直上3mで3mg/L以下となっていました。
 なお、今回はAAQ(多項目水質計)による調査と併せてウインクラー法による分析を行ったところ、同様の結果が得られています。
 今後も調査を継続して、低酸素水塊の動きに注視し情報を提供していくこととしています。

*水産用水基準(抜粋:社団法人 日本水産資源保護協会)
内湾漁場の夏季底層において最低限維持しなくてはならない溶存酸素は4.3mg/L(3mL/L)であること。
 

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