2012/9/28
陸奥湾溶存酸素情報
平成24年度第4号
2012年9月28日
溶存酸素測定結果表(上段:%,下段:mg/L)
St.1 | St.2 | St.3 | St.4 | St.5 | St.6 | St.7 | St.9 | St.10 | St.11 | St.12 | St.13 | 東湾ブイSt. | 横浜沖St. | |
30m層 | 111.7 (7.60) |
110.5 (7.51) |
110.5 (7.49) |
106.0 (7.44) |
110.2 (7.50) |
111.4 (7.57) |
100.3 (6.81) |
111.1 (7.55) |
- | - | - | - | 110.0 (7.49) |
111.1 (7.57) |
底層 | 93.3 (6.81) |
65.9 (4.79) |
56.2 (4.21) |
40.1 (2.96) |
95.2 (6.72) |
91.7 (6.35) |
94.6 (6.47) |
92.5 (6.33) |
107.1 (7.35) |
101.4 (6.93) |
105.8 (7.27) |
102.5 (7.05) |
55.9 (4.12) |
81.2 (5.66) |
(底層は全地点ともに海底直上の値)
9月26~27日に今年度4回目の陸奥湾内の溶存酸素量調査を行いました。
図で示した14地点で調査を行ったところ、St.3の底層で4.21mg/L、St.4の底層で2.96mg/L、東湾ブイSt.の底層で4.12mg/Lと湾中央部を中心に4.3mg/Lを下回る結果となり、低酸素水塊の存在が確認されました。特にSt.3、4では、底層直上約3mで4mg/L以下となっていました。ホタテガイ養殖場付近のSt.9~St.13では低酸素水塊が確認されませんでした。
前回は、St.3、St.4の湾中央部2地点で低酸素水塊が確認されましたが、今回は湾中央部3地点で確認されました。
*水産用水基準(抜粋:社団法人 日本水産資源保護協会)
内湾漁場の夏季底層において最低限維持しなくてはならない溶存酸素は4.3mg/L(3mL/L)であること。