2012/10/9
陸奥湾溶存酸素情報
平成24年度第5号
2012年10月9日
溶存酸素測定結果表(上段:%,下段:mg/L)
St.1 | St.2 | St.3 | St.4 | St.6 | St.7 | St.9 | St.10 | St.11 | St.12 | 横浜沖St. | |
30m層 | 112.5 (7.76) |
108.7 (7.52) |
107.2 (7.40) |
107.2 (7.39) |
107.4 (7.47) |
98.7 (6.81) |
59.1 (4.23) |
- | - | - | 105.8 (7.37) |
底層 | 100.3 (7.39) |
96.0 (7.41) |
88.5 (6.72) |
41.0 (3.04) |
53.3 (3.91) |
76.4 (5.33) |
52.2 (3.75) |
98.1 (6.96) |
101.1 (7.07) |
95.5 (6.81) |
29.1 (2.13) |
(底層は全地点ともに海底直上の値)
10月2~3日、5日に今年度5回目の陸奥湾内の溶存酸素量調査を行いました。
図で示した11地点で調査を行ったところ、St.4の底層で3.04mg/L、St.6の底層で3.91mg/L、St.9の底層で3.75mg/L、横浜沖St.の底層で2.13mg/Lと東湾中央部を中心に4.3mg/Lを下回る結果となり、低酸素水塊の存在が確認されました。特に横浜沖St.では、底層直上約2mで2.5mg/L以下となっていました。ホタテガイ養殖場付近のSt.10~St.12では低酸素水塊が確認されませんでした。
前回は、St.3、St.4、東湾ブイSt.の湾中央部3地点で低酸素水塊が確認されましたが、今回は東湾4地点で確認されました。
*水産用水基準(抜粋:社団法人 日本水産資源保護協会)
内湾漁場の夏季底層において最低限維持しなくてはならない溶存酸素は4.3mg/L(3mL/L)であること。