イカってなんだろ?

イカってなんだろ?


イカの仲間
イカは軟体動物というグループに属しており、貝類と同じ仲間です。実は、スルメイカなどについているペラペラの俗に骨と呼ばれているものや、コウイカ類についている「イカの甲」は、貝類にある貝殻に由来するものなのです。
その中でもイカは、頭足類というグループに属しています。これは、頭から直接足(腕)が生えているという奇抜なデザインをしていることから、「頭足類」という名前がつけられたのですが、これと同じグループにはタコや、すでに化石でしか見られなくなったアンモナイトなども含まれています。イカやタコはその中でも、二鰓類というグループに属しています。

イカの種類
イカの種類を大きく2つに分けると、スルメイカのように胴が筒状になったツツイカ類と、コウイカのように体に石灰質の甲をもつコウイカ類に大別されます。世界中の海には約450種類ほどのイカが生息していますが、そのうち青森県で主に漁獲されている重要なイカは、スルメイカ、アカイカ、ヤリイカの3種類です。

青森県におけるイカ漁業
青森県におけるイカ類全体の漁獲量は、近年20万トン前後で比較的安定しており、総漁獲量・金額ともに青森県における全水産物の50%程度を占める重要な魚種となっています。
漁法としては、「漁り火」で有名ないか釣り漁業が一般的ですが、その他にも、底曳網、定置網等で漁獲されています。
釣獲試験で採集されたスルメイカ
釣獲試験で採集されたスルメイカ

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