- 新規導入機器のご案内 2013/9

 

新規導入機器のご案内 バイオマス・材料分析システム) 

 




<機器名称>

 「バイオマス・材料分析システム」


<設備の特徴>(技術のポイント)

 本設備は,TG-DTA(熱重量・熱量同時測定)とFTIR(フーリエ変換赤外分光光度計)によって構成された複合的に有機物を解析するシステムです。本システムではTG-DTAによる熱特性,FTIRによる定性や定量などが行えます。さらにTG-DTAとFTIRを接続することで,サンプルを加熱しどの温度でどのようなガスが発生したか判断できます(発生ガス分析:EGA)。 2つの分析装置を接続することでそれぞれの単独測定と比べてより正確で高度な解析が可能です。目的の現象に対して装置を活用することで様々な分野(バイオマス,リサイクル,プラスチックなどの)で非常に有効なシステムです。


<主な仕様>
 1. TG-DTA (パーキンエルマー社製 STA 6000)
    上皿天びん方式,温度範囲 15~1000℃, 最大試料容量 1,500 mg, 天びん分解能 0.2 μg

 2. FTIR (パーキンエルマー社製 Frontier Gold, Spotlight 200)
    FT-IR本体:波数範囲 8300~350 cm-1, S/N比 55000:1, 透過/ATR測定
    顕微IR:波数範囲 8300~600 cm-1, S/N比 12000:1, 透過/反射/ATR測定(マッピング可)

 3. 低温恒温恒湿器(いすゞ製作所製 TPAV-120-40)
    設定温湿度範囲 -40~120℃, 20~98 %


★バイオマス・材料分析システムの詳細はコチラ


※ 初めてお使いになる際は、必ずセンター職員による取扱説明を受けてください。
※ 機器利用を希望される方は、電話、メール、FAX等で事前に企画経営担当までご相談ください。担当者と日程調整の上、利用可能日時を回答させていただきます。

 

 

 

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