酪農飼料環境部

酪農飼料環境部の紹介

 酪農部門では、乳牛の低コスト飼養管理技術を研究しています。また、乳用牛群検定情報分析センターの業務を行っています。 

  飼料環境部門では、牧草・飼料作物の栽培・調製技術の開発及び、優良品種の選定を行っています。また、低コストで省力的な家畜排せつ物の処理・利用技術の研究に取り組んでいます。

 

主な業務内容

1 乳用牛の飼養管理技術に関する研究

2 牧草・飼料作物の栽培・収穫・調製技術、優良品種の選定に関する研究

  (最新の「青森県 牧草・飼料作物奨励品種」については こちら

3 家畜排せつ物の処理・利用技術に関する研究

4 乳用牛群検定情報分析センター業務

5 牧草及び飼料用トウモロコシの作況調査

6 飼料・土壌の受託分析

7 粗飼料生産業務

 

現在取り組んでいる研究課題

1 脱薬剤型の乳用牛疾病対策技術

 乳用牛では乳房炎、子宮内膜炎が経済損失の大きい重大な疾病で、治療には抗生剤の使用が一般的ですが、生乳の出荷制限や耐性菌の発生リスクがあります。これに対応するため、抗生剤を使用しない予防・治療法を開発しています。

2 自給飼料超多給型の乳用牛飼養管理技術

 配合飼料価格の高止まりに対応するため、自給飼料、特にトウモロコシサイレージの超多給型飼養管理技術を開発します。

自給飼料超多給中.png

3 環境変化に対応した低投入型・増収型の飼料生産技術

 輸入飼料、肥料価格の高止まりにより畜産経営が圧迫されていることから、限られた生産基盤で効率的な自給飼料生産が必要となっています。本課題では、①二毛作や2年3作の高度化による増収型技術、②追播と土壌改良により草地の延命化を図る低投入型技術、③高栄養で高収量な飼料用トウモロコシの栽培技術の技術開発に取り組んでいます。

4 共同・受託研究等

・越夏性に優れるライグラス新品種を用いた省力的な草地の高位安定生産技術の                  開発

 ・飼料作物等高能力新品種選定調査委託事業

 

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