いくつかパターンがありますが、牧草の畑で円柱状に丸まった状態のものは、①刈取り→②反転→③集草→④梱包の手順でつくられます。

刈取りには、「モアコンディショナ」という作業機械を使います。

刈り倒したままだと地面側の面が乾かないので、反転するために「テッダ」という機械でかきまぜ、日光や風の通りをよくします。

数日かけて反転を繰り返し、「レーキ」という機械で散らばった草を集め畝（うね）の状態にします。

畝の上に「ロールベーラ」という機械を走らせ、乾いた草を圧縮しながらロール状に成型します。この状態の牧草を「乾燥ロール」と呼びます。

また、「サイレージ」という発酵させた状態にする場合は、乾かしすぎない状態でロールにしたあと、「ラッピングマシン」という機械を使って外からビニールでぐるぐる巻きに密封します。

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