カマキリ

  • 和名:カマキリ(アユカケ)

  • 学名:Rheoprsbe kazika、Joedan et Starks

  • 特徴:体側に4本の暗色横帯が走る。鰓蓋(えらぶた)の後縁に4本の棘がある。青森県のレッドデータブック(2010年改訂版)のカテゴリーD(要調査野生生物)に指定されている。

  • 生態:川の中流域に生息し、産卵時には海に降りて沿岸で行う降河回遊魚である。ふ化した仔魚は沿岸で浮遊生活後全長13ミリメートルから15ミリメートルの稚魚となり川へさかのぼる。

  • 成長:全長20センチメートル

  • 産卵期:1月から3月

  • 分布:日本固有種で太平洋側は神奈川以南、日本海側は秋田以南の本州、四国、九州に分布する。1998年に岩崎村の津梅川での確認が本県で2例目となる。その後、2000年には岩崎村の笹内川で大型の個体が2尾採捕されている。

アユカケ(カマキリ)の写真

【参考文献】

  • 日本の淡水魚:川那部浩哉、水野信彦 編・監修、山と渓谷社

  • 青森県の希少な野生生物(青森県レッドデータブック、2010年改定版)、青森県

  • 青森県の希少な野生生物(青森県レッドリスト、2006年改訂増補版)、青森県

このページの
先頭へ戻る