カワヤツメ
- 和名:カワヤツメ
- 学名:Lethenteron japonicum
- 英名:japanese lamprey
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特徴:ヤツメウナギの仲間の口は吸盤状でアゴを持たない。眼の後ろに7個の鰓孔(さいこう:えらのあな)をもち、この穴が眼のように見えることからヤツメウナギと呼ばれている。口は下アゴがなく吸盤状である。胸びれ、腹びれがない。消化管にビタミンAを豊富に含む。
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生態:川で生まれ、アンモシーテスと呼ばれる幼生から変態後に海へ降りる。海では他の魚の体に吸い付いて血や体液などを吸う。産卵期に川を遡上し、河川中流域の砂礫底に産卵する。
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成長:全長50センチメートル
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分布:茨城県と島根県以北の本州と北海道に分布
カワヤツメの若魚(小川原湖産)

カワヤツメの口
【参考文献】
- 日本の淡水魚:川那部浩哉、水野信彦 編・監修、 山と渓谷社
- 日本の淡水魚:木村義志 監修、学習研究社