輪郭形状測定機による「ねじ」の形状測定

輪郭形状測定機
(株)ミツトヨ製 コントレーサ CV4500H4

製品の表面を触針(スタイラス)でトレースすることにより、その輪郭を記録・形状測定・解析する装置です。記録された輪郭形状から長さ、円弧径、角度、交点などを求めることができます。特に三次元測定機や工具顕微鏡では測定できなかった微小部の測定や、測定結果を重ね合わる機能による摩耗評価などに活用できます。
例えば、上図に示した円錐状スタイラスの先端半径は25 μmです。面取り加工(C面やR面)の寸法測定で有効です。
また、上下方向に測定可能なスタイラスを用いると、「ねじ」の形状を測定できます。
ねじの片側を下向きに測定した後に、もう一方の側を上向きに測定することで、おねじの谷の径などを測定できます。
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