複合環境試験装置(恒温恒湿槽付き振動試験機)

複合環境試験装置(恒温恒湿槽付き振動試験機)

~H27年度東日本大震災復興推進基金活用事業 導入機器~

装置概要
工業製品に機械的振動を与えて信頼性・耐久性を評価する、いわゆる「振動試験」を行う装置です。さらに付属の恒温恒湿槽と組み合わせることで、温湿度条件を伴った「複合環境試験」も行うことができます。
外観

通常使用時(垂直加振)

水平加振時

複合試験時(垂直加振のみ)
本装置の特徴
  • 76.2 mm p-pストロークにより、一般的な試験装置の51 mm p-pストロークを超える過酷な海外輸送試験や衝撃試験に対応しています。
  • 100 G, 11 msなどの高速度衝撃試験が可能です。(※1)
  • 付属の高感度ピックアップを使用すれば、低周波 (1 Hz ~) の正弦波加振ができ、5 Hz以下を要求する試験も可能です。(※1)
  • JIS, ISOなどの著名な規格条件はプリセットされています。簡単に呼び出しでき、規格に精通していなくても安心です。
  • 一般的なサインスイープ、ランダム、ショックに加え、サイン・オン・ランダム (SOR)、ランダム・オン・ランダム (ROR)、マルチ・スイープ・サインといった高度な加振が可能です。
  • トラック・鉄道輸送時の振動を記録する振動波形計測ユニットを付属しています。輸送時の不具合現象の解析、輸送試験の高精度化にお役立ていただけます。
  1. 適用には一定の条件があります。事前にお問い合わせください。
機器使用料
試験設備 使用料(最初の1時間) 使用料(2時間目以降)
振動試験機(温湿度条件なし) 4,950円/時間 1,750円/時間
振動試験機(温湿度条件あり) 5,550円/時間 2,350円/時間
装置仕様
振動試験機
型式 IMV株式会社
A45/EM5HM
正弦波加振力 45 kN
ランダム加振力 45 kN rms
衝撃加振力 90 kN
正弦波加速度 720 m/s²※2
ランダム加速度 504 m/s² rms※2
衝撃波加速度 1,440 m/s² peak※2
正弦波速度 2.0 m/s
衝撃波速度 3.5 m/s peak
(但し、最大加振力は80 kN peakとなります)
ストローク 76.2 mm p-p
可動部質量 62.5 kg※2
最大搭載質量 600 kg
周波数範囲 1 Hz※3 ~ 2,000 Hz※2
複合環境試験用恒温恒湿槽
型式 IMV株式会社
Syn-3HA-40-V
内槽寸法 W1,000 × D1,000
× H1,000 mm
温度範囲 -40 °C ~ +180 °C
湿度範囲 20 % ~ 98 %RH
温度分布 ±3 °C
温度変動幅 ±0.5 °C
温度降下時間 +20 °C → -40 °C 60分以内
(曲線勾配)※4
温度上昇時間 -40 °C → +180 °C 80分以内
(曲線勾配)※4
結合方向 垂直加振のみ
(水平加振は非対応)
複合方式 槽底直結方式
 
  1. IMV社カタログ値と異なる部分は、主に複合対応のためのカスタム対応によるものです。また、高速度衝撃試験における搭載質量はカタログ値30 kgに対し、17.5 kgに制限されます。
  2. 1 ~ 10 Hzでの正弦波試験は、高感度型加速度ピックアップ(測定レンジ±500 m/s²)を使用し、防振機構をロックすることにより可能となります。
  3. 振動発生機結合 + アルミ25 kg時の負荷条件における値です。
各種補助テーブル・治具類
種類 Φ436 mm
本体加振台
□500 mm
垂直補助テーブル
高周波対応□500 mm
垂直補助テーブル
写真 本体加振台 垂直補助テーブル 垂直補助テーブル
主な用途 通常は加振台にお客様の治具をお取付ください 汎用テーブル 高周波試験向け
上限周波数 - 500 Hz 2,000 Hz
質量 - 15 kg 45 kg
上限加速度 - 580 m/s² 418 m/s²
 
種類 □800 mm
垂直補助テーブル
□150 mm
立方体加振治具
□950 mm
水平補助テーブル
写真 垂直補助テーブル 立方体加振治具 水平補助テーブル
主な用途 大型供試体向け 小型部品、電子デバイス 水平方向加振用
上限周波数 350 Hz 2,000 Hz 1,250 Hz
質量 45 kg 3.5 kg 可動部質量204 kg
(ジョイント含む)
上限加速度 418 m/s² 681 m/s² 168 m/s²
各種加速度ピックアップ
種類 汎用・恒温槽
対応
低周波向け
高感度
三軸出力 小型・軽量
写真 汎用・恒温槽対応 低周波向け高感度 三軸出力 小型・軽量
主な
用途
通常使用(複合時の高温にも対応) 1 Hzからの正弦波試験 XYZ三軸の同時モニタリングが可能 試験体に取付けて共振周波数を計測
個数 6個 2個 2個 4個
ご利用にあたって
  • より良い試験のために、空き状況や試験条件の可否、試験体の固定方法を事前確認する必要がございます。まずは、下記担当までお問い合わせください。その際は試験体、持ち込み治具類、試験条件の情報を、以下の試験パラメータ指示書にご記入ください。また、装置詳細仕様や治具類図面を収録した補足資料を事前にご確認ください。
  • 本装置は初回使用時に当研究所職員による事前の取扱い説明を受けてください。また、試験前後には治具類交換、試験体固定などで1 ~ 2時間ほど必要としますので、スケジュールに余裕を持って試験計画を立ててください。
空き状況
以下に装置の空き状況を示します。夜間休日は試験室に立ち入ることができませんが、一昼夜以上の長時間試験も可能です。長時間試験をご希望の際は、下記担当までご相談ください。
近隣公設試の複合環境試験装置
ご所望の日程で当装置が空いていない場合には、相互連携している東北の公設試験研究機関をご紹介します。
機器使用予約・お問い合わせ
八戸工業研究所 技術支援部
〒039-2245 八戸市北インター工業団地一丁目4-43
TEL: 0178-21-2100, FAX: 0178-21-2101
お問合せはこちらkou_hachinohe*aomori-itc.or.jp  注: *を@に直してください。
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