キアンコウ研究で優良研究・指導業績表彰を受賞しました(平成27年度 全国食品関係試験研究場所長会)
キアンコウ研究で優良研究・指導業績表彰を受賞しました
平成27年度 全国食品関係試験研究場所長会
平成28年2月18日、つくば国際会議場で開催された全国食品関係試験研究場所長会において、地方独立行政法人青森県産業技術センターの 竹谷 裕平 主任研究員が、「平成27年度優良研究・指導業績表彰」を受賞しました。
1.受賞者 主任研究員 ・ 竹谷 裕平
旧所属:地方独立行政法人青森県産業技術センター下北ブランド研究所
現所属:地方独立行政法人青森県産業技術センター水産総合研究所
2.業績題目 キアンコウの持続的利用と高付加価値化に関する研究
3.業績の概要
青森県沿岸の重要資源であるキアンコウについて、成長段階別の肝臓成分分析や資源解析から持続可能な漁獲体制の構築を提言すると共に、生態調査を通じて冷蔵冷凍等好適保蔵条件を明らかにし、これら成果を基に鍋セット等の加工品を開発した。
原料の安定確保から流通・加工に至る一連の研究によって本種の販路拡大や魚価向上、地域ブランドの確立を実現したことから、水産資源の高付加価値化におけるモデル的研究となっている。
鮮度保持技術の開発 ・ 全国の高級店へ販路拡大
鍋セット等の商品開発 ・ 生態の解明