平成２８年３月２３日（水）に八戸工業大学メディアセンターにおいて、八戸工業大学と本センターとの研究交流会を開催しました。
　同大学と本センターは平成２２年１２月に連携協定を締結しており、今回で５回目の研究交流会の開催となりました。
　はじめに、３月末で退任される八戸工業大学の藤田学長から、「協定締結の目的である県勢の発展への継続的協力を」のテーマで講演があり、これまでの産学官連携の取組などについて紹介がありました。続いて、小型木質チップボイラー開発について、株式会社ササキコーポレーション技術開発部　第５開発チーム　阿部課長、本センター工業総合研究所　赤平主任研究員及び鈴木研究員、八戸工業大学　野田教授から、３者で連携して開発し商品化した事例の発表がありました。

　次に、八戸工業大学　横溝准教授から、本センター弘前地域研究所と連携して取り組んだ「産学官共同商品開発プログラム」について発表され、その後、本センター農産物加工研究所　富田所長から、「今後の研究連携に向けて、農産物加工研究所の研究テーマと連携素材」について、発表がありました。
　最後に参加者が持ち寄ったポスターの発表もあり、活発な質疑応答が行われました。