青森産技研究開発物語2「『青天の霹靂』生産指導での衛星画像を活用したwebアプリの開発の巻」
2023年3月17日
研究のきっかけは?
新たな県産ブランド米「青天の霹靂」のデビューにあたっては、高品質な米の生産が重要でした。しかしそれまでの品質管理は生産者の経験とカンに頼るところが大きく、しかも水田一枚一枚で生育のバラツキがありました。
どんな研究なの?
そこで衛星画像を分析し稲の色から収穫時期を予測するなど、高品質米生産に役立つ情報をスマートフォンで閲覧できるシステムを開発しました。水田一枚ごとに的確な収穫時期を判定する全国初の技術で、産地全体の品質のバラツキを減らすことができました。
これからの活用は?
シーズンを通じて指導ができるように、生育状況のモニターや診断にも衛星画像を活用する技術を開発中です。また青天の霹靂以外の品種にも対応できるように研究を重ねていきます。
この研究は、農林総合研究所のスマート農業推進室と、工業総合研究所の素材エネルギー技術部が行っています。
<農林総合研究所>
電話 0172-52-4346
Eメール nou_souken@aomori-itc.or.jp
<工業総合研究所>
電話 017-728-0900
Eメール kou_souken@aomori-itc.or.jp
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本部部門 本部事務局 企画経営室
電話:0172-52-4319