研究のきっかけは？

溶接製品の品質を上げるためには溶接士のスキルアップが重要ですが、溶接は強烈な光や高熱の中で行うため、思うように技量を上げることができませんでした。 この問題を解決しようと、技術向上のための訓練システムを開発しました。

どんな研究なの？

あらかじめ解析した正しい動作と実際の動きに差が生じた時、腕につないだバイブレーターで知らせ、正しい動作ができるように体に覚え込ませるシステムです。これにより強烈な光や高熱の中でも動作を矯正できるようになりました。

これからの活用は？

訓練システムを持ち運びできるようにしたり、実際の現場を想定した立向き姿勢や横向き姿勢での対応など、活用の幅を広げていけるように研究開発を続けています。

この研究は、八戸工業研究所の機械システム部が行っています。

＜八戸工業研究所＞
電話　0178-21-2100
Eメール　kou_hachinohe@aomori-itc.or.jp