青森産技研究開発物語10「医療従事者の技術向上に貢献する訓練モデルの開発の巻」(カラー版)
2026年3月1日

















研究のきっかけは?
血管が細い、深い、見えにくいといった患者さんの血管に針を刺す場合、超音波診断装置(エコー装置)を用いますが、操作感覚をつかむためには習練が必要です。この訓練を効果的に行うことができる皮膚モデルの開発が要望されました。
どんな研究なの?
既存製品では実現できなかった人体独特の感触や構造を再現し、かつエコー装置で明瞭に観察できるように、素材の濃度や製造方法の試作·評価·改良を繰り返しました。研究結果はマニュアル化し、民間企業へ技術移転しました。
これからの活用は?
このモデルの技術を応用し、肺血管手術の訓練が可能な肺動脈モデルなど、さまざまなバリエーションモデルが誕生しています。今後も先端医療に対応する高機能臓器モデルの開発を進めていきます。
この研究は、工業総合研究所の資源環境技術部が行っています。
<工業総合研究所>
電話 017-728-0900
Eメール kou_souken@aomori-itc.or.jp
