青森産技研究開発物語11「青森県の気候に適した品種開発「青森きくらげ」物語の巻」(カラー版)
2026年3月1日

















研究のきっかけは?
シイタケなどの栽培きのこは、夏場にかけて生産量、卸売単価とともに落ち込む傾向にあります。一方キクラゲは、近年、食と安全の意識の高まりで国産品需要が増加傾向であることから、シイタケなどの代替作目として、夏に栽培できるアラゲキクラゲに着目しました。
どんな研究なの?
野生のアラゲキクラゲ同士を交配させ、交配株の中から優秀なものを選抜していく方法で品種開発を試みました。野生7株から培養した456株を三次選抜まで行い、生産性、形状、食味の優れた菌株にたどり着きました。
これからの活用は?
アラゲキクラゲは、青森県内では家庭料理としての食習慣が乏しいため、近年青森きくらげの販売は伸び悩んでいますが、今後も県内への普及・定着に向けた技術的な支援を継続し、品種の改良にも取り組んでいきます。
この研究は、林業研究所森林資源部が行っています。
<林業研究所>
電話 017-755-3257
Eメール nou_ringyou@aomori-itc.or.jp
