青森県水稲高密度播種苗栽培マニュアル
2022年2月28日
『水稲高密度播種苗栽培マニュアル』では,育苗箱当たりの乾籾播種量を250〜300g で育苗した苗を「高密度
播種苗」と呼称しています。高密度播種苗栽培では,厚播きした苗を小さく掻き取って田植えすることで10a当
たりの苗箱数が少なくなるため,育苗経費が削減できること,播種ならびに育苗作業,育苗施設から水田までの
苗箱運搬,田植機への苗継ぎ作業が軽労化できることに加えて,限られた育苗施設で水稲の作付面積を拡大でき
ることがメリットとして挙げられます。
本マニュアルでは,平成29〜令和3 年度に青森県産業技術センター農林総合研究所で実施した試験結果を中心
に,高密度播種苗の生育特性や栽培上の要点を取りまとめました。本マニュアルが青森県における高密度播種苗
栽培の安定生産の一助になることを期待します。
画像クリックでPDFファイルが開きます。