土壌環境部
業務の概要
土壌環境部では、水田や畑の土壌改良・施肥管理に関する研究や調査を担当しています。
環境負荷の少ない、持続可能な農業へ向けた土づくりや施肥管理の研究に取り組んでいます。
土の取りかた
土壌のサンプリング手順を動画でご紹介します。
- 作土の確認と採土(YouTube動画、2分13秒)
- 圃場確認後、5か所採土して混和(YouTueb動画、1分32秒)
- マルチ1 通路シート除去後に断面出し(YouTube動画、2分29秒)
- マルチ2 作土確認と表土除去後に採土、混和(YouTube動画、3分24秒)
- 水田土壌1 断面を作成(YouTube動画、37秒)
- 水田土壌2 作土層の確認(YouTube動画、1分20秒)
- 水田土壌3 作土層の断面を採土(YouTube動画、30秒)
主な取り組み
施肥設計支援システム「施肥なび」の開発
土壌分析結果を入力することで、土壌や堆肥含まれる肥料成分を考慮した施肥設計が簡単に行えるウェブアプリを開発しました。土壌診断に基づく、環境負荷を考慮した適正な施肥管理に活用できます。
生産性向上、環境負荷軽減のための施肥管理試験
収益性向上のための大豆施肥技術、環境負荷軽減のための水稲肥料試験、飼料用途に適する稲わら生産への取組など、土壌や作物体分析に基づく各種施肥試験を実施しています。
県内土壌の実態調査
農耕地土壌の経年変化や土壌炭素量を把握するため、県内各地で土壌調査を行っています。
調査データは、国際的な温室効果ガス排出削減のため国の取組への基礎データとして利用されるほか、土づくりのための指導資料等に活用されています。