土壌環境部

業務の概要

土壌環境部では、水田や畑の土壌改良・施肥管理に関する研究や調査を担当しています。

環境負荷の少ない、持続可能な農業へ向けた土づくりや施肥管理の研究に取り組んでいます。

 

土の取りかた

土壌のサンプリング手順を動画でご紹介します。

 

主な取り組み

施肥設計支援システム「施肥なび」の開発

土壌分析結果を入力することで、土壌や堆肥含まれる肥料成分を考慮した施肥設計が簡単に行えるウェブアプリを開発しました。土壌診断に基づく、環境負荷を考慮した適正な施肥管理に活用できます。

施肥なびの操作画面と研究員が参観デー来場者に使用方法を説明をしている画像

 

施肥なびへのリンク画像 (リンク:施肥なびへ)

 

生産性向上、環境負荷軽減のための施肥管理試験

収益性向上のための大豆施肥技術、環境負荷軽減のための水稲肥料試験、飼料用途に適する稲わら生産への取組など、土壌や作物体分析に基づく各種施肥試験を実施しています。

左が粒状鶏糞堆肥の機械散布、右が肥料試験圃場の田植え作業をしている画像

研究員が作物体の窒素分析、土壌分析をしている画像

 

県内土壌の実態調査

農耕地土壌の経年変化や土壌炭素量を把握するため、県内各地で土壌調査を行っています。

調査データは、国際的な温室効果ガス排出削減のため国の取組への基礎データとして利用されるほか、土づくりのための指導資料等に活用されています。

左が現地土壌調査で採土している画像、右が土壌断面調査の画像

 

関係機関との連携による施肥改善・土づくりへの取組み

県や全農あおもり等と協力・連携して、生産現場の施肥合理化や肥料コスト低減、持続的な農業生産のための指導者向け研修などに取り組んでいます。

土づくり指導力向上研修会の様子

 

 

最近の成果

 

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