酒造好適米品種

酒造好適米品種「華想い」に、戻し交雑によりいもち病抵抗性を強化する遺伝子を導入した品種で、いもち病抵抗性以外の特性は原品種と同等である。

いもち病抵抗性：いもち病抵抗性遺伝子”Pi35”を保有すると推定され、圃場抵抗性は「華想い」より６ランク強い「極強」。

収量性、玄米千粒重：「華想い」と同等。

障害型耐冷性：「華想い」と同等の「やや弱」。

穂発芽性：「華想い」と同等の「やや難」。

玄米心白発現率：「華想い」と同等。

製成酒は異味異臭なく、酒質は「華想い」と同等である。

令和6年2月、奨励品種指定候補として了承された。

お問い合せ先：農林総合研究所