観賞用稲種子(令和6年度播種用)の配付条件

 

 1 種子の配付制限

  • 観賞用種子の配付を受けられるのは、原則として青森県内に居住し、栽培する方です。ただし、農林総合研究所(以下、研究所)の種子生産数量が県内への配付数量を上回る場合に限って県外へ配布します。
  • 配布を受けた種子は、自家増殖や第三者への譲渡は認めません。

 

2 種子の申込

  • 種子の配付を受けようとする方(以下、申込者)は、様式1により研究所長あてに申し込んでください。申込期間は、令和6年2月1日(木)から2月14日(水)までとします。(郵送の場合は必着)
  • 申込期間終了後に、配付先と数量を決定し、種子の受渡しの時期と方法、種子代金等を記して、令和6年2月26日(月)までに種子の配付を決定する文書を申込者へ通知します。
  • 申込者は、配付決定通知送付後から、種子配付までの間に配付数量、種子代金、栽培地(市町村)に変更が生じた場合は、変更申込書(様式3) を提出してください。
     

3 種子の送付と代金の納付

  • 希望する受渡時期に種子、納品書、受領書を送付します。内容を確認の上、受領書に押印し、受領書を研究所へ返送してください。
  • 後日、請求書を送付しますので、指定の口座に代金を振り込むようお願いします。納付後の代金は、研究所に瑕疵がある場合のほかは返還しません。種子代金は、後納とします。
  • 種子の宅配を希望する場合の送料は、申込者の負担(送料着払い)になります。

 

4 免責

  • 研究所は、突然変異による種子又は種子から発芽した植物体(以下、発芽体)の特性変化については、責めを負いません。

 

5 配付条件に反した場合の措置

  • 申込者がこの配付条件に反したと認められる場合は、申込者に対して配布した種子の返還、配付した種子の発芽体の刈取り並びに配付した種子から増殖させた種子又は発芽体の回収及び廃棄を命じます。その際の返還、刈取り、回収及び廃棄に要する経費は、申込者の負担とします。

 

6  その他の条件

(1)品種の名称、品種の特性等

 別紙のとおり

 

(2)種子の発芽率

 令和5年度播種用種子の出荷時における発芽率は75%以上

 

(3)栽培上の注意点

「ゆきあそび」

  • 播種量は、千粒重が軽いため、中苗の場合乾籾で85g/箱程度とします。
  • ごま葉枯病に弱いので、薬剤(モミガードC等)による種子消毒を行ってください。
  • 生育初期の低温に弱いので、冷水のかかる圃場では作付けを避けてください。
  • 水稲除草剤により生育が停滞するなどの薬害が発生しやすいので、使用方法を遵守するとともに、水口など冷水の影響を受ける圃場には移植しないでください。

 

「べにあそび」

  • 最高分げつ期以降高温が続くような気象条件下では、葉身の白色の発現が抑えられ、くすんだ紫色に近い葉色となる場合があります。
  • いもち病抵抗性は弱いので、基本防除を遵守してください。

 

「あかねあそび」

  • 種量は、千粒重が軽いため、中苗で育苗する場合は、乾籾で50g/箱程度とします。

 

「赤穂波」「紫穂波」「白穂波」

  • 育苗期から出穂期にかけては一般品種との識別性がないので、苗の取り違えや混植等に注意してください。

 

(4)一申込者あたりの上限配付数量及び配付単位

  • 一申込者あたりの上限配付数量各品種10kg
  • 配付単位:1kg

 

(5)種子の配付価格(消費税及び地方消費税を含む額)

  • 青森県内に居住し、かつ同県内で栽培する方

     1kg当たり6,000円

  • 上記以外の方

     1kg当たり9,000円

 

(6)申込先と連絡先

   〒036-0522 青森県黒石市田中82-9
   地方独立行政法人青森県産業技術センター
   農林総合研究所 観賞用稲種子配付係
   電話:0172-52-4346(配付事務手続きに関すること)
         0172-52-4312(観賞用稲の品種特性に関すること)

 

このページの
先頭へ戻る