令和3年度職員表彰受賞
令和4年度 |令和2年度 |令和元年度 |平成30年度 | 平成29年度 | 平成28年度 | 平成27年度 | 平成26年度 | 平成25年度 | 平成24年度 | 平成23年度 | 平成22年度
令和3年度青森県産業技術センター職員表彰 | |||
研究所名 | 受賞者 | 業績の名称 | 主な業績の概要 |
弘前工業研究所 |
「吟烏帽子展~公設試験研究機関による研究成果のPR 手法~」企画・実践チーム [農林総合研究所] |
吟烏帽子展~公設試験研究機関による研究成果のPR 手法~ |
青森産技が開発した酒造好適米品種「吟烏帽子」とその米を使った日本酒を題材に取り上げ、生産者や事業者を巻き込みながら「酒造好適米吟烏帽子展」を開催し、その内容が世界4大デザイン賞「グッドデザイン賞」を受賞した。一連の取組みにより、「吟烏帽子」を使ったお酒の注目度が高まり、栽培農家や本品種を利用する醸造メーカーが増えるなど、当該産業の振興に貢献した。 |
農林総合研究所 |
水稲原原種・原種生産グループ |
効率的な水稲原原種・ |
新規に開発された品種(H21~23 年に15 品種)を含め24 品種と多くの水稲原原種・原種を効率的に生産するシステムを構築し、毎年40 トン前後の種籾の生産を行い、45,000 ヘクタールに及ぶ水稲生産現場への優良種子の供給を可能にすることにより、本県稲作を支えてきた。更に、観賞用稲種子を生産し、配付を行うことにより、全国の多彩な田んぼアート等の実現に貢献した。 |
りんご研究所 |
リンゴ黒星病対策プロジェクトチーム |
りんご黒星病の新しい防除体系確立による安定生産への貢献 |
黒星病の発生面積は、平成30 年に最も多く、青森県のリンゴ栽培面積の70%を超える14,584ha に達し、甚大な被害をもたらした。黒星病の対策のためプロジェクトチームを立ち上げ、研究成果を県の指導に反映させ、すみやかに防除方法を生産現場に普及したことにより、発生面積を大きく減少させた(令和2年度発生面積1,397ha)。開発した防除体系は生産現場から高い評価を得ており、継続的なリンゴの安定生産に貢献している。 |
内水面研究所 |
「青い森 紅サーモン」開発チーム |
「青い森 紅サーモン」の開発と販売支援 |
減産が進んでいた県内淡水養殖の生産を増加させ、県内淡水魚生産業者の経営の安定化を図るため新しい淡水養殖品種の開発に取り組んだ。青森県初の淡水養殖大型サーモン品種「青い森 紅サーモン」を開発し、生産者、流通業者と協力して、令和2 年11 月にデビューさせた。本品種は、品質の評価が高く高価格で販売されており、県内の淡水魚養殖業者のほか、飲食業、観光業などの県内産業の振興に貢献している。 |
食品総合研究所 |
センシング技術・ICTによる漁獲物選別および加工の省力化・見える化技術の開発チーム [食品総合研究所] |
センシング技術・ICTによる漁獲物選別および加工の省力化・見える化技術の開発 |
青森県内の漁獲種16魚種17銘柄の判別と魚類34銘柄の全長及び加工原料の脂質含有率を自動測定する技術を開発し、漁場水温と漁獲物の各種データを遠隔地等と共有するシステムを構築した。水産業の担い手不足問題の解消や水産業、水産物加工業、産業機械製造業等の幅広い業種への産業振興が期待される技術である。 |
弘前工業研究所 |
一戸聡子 |
【特別賞】 |
平成21年度に弘前工業研究所が計量証明事業者として登録して以来、環境計量士として化学分析と計量証明書の発行業務を継続して行ってきた。本業務により県内企業の法律に基づく排水管理に対し多大な貢献と法人の安定した収入を維持してきた。 |