令和4年度職員表彰受賞
令和3年度 | 令和2年度 |令和元年度 |平成30年度 | 平成29年度 | 平成28年度 | 平成27年度 | 平成26年度 | 平成25年度 | 平成24年度 | 平成23年度 | 平成22年度
令和4年度青森県産業技術センター職員表彰 | |||
研究所名 | 受賞者 | 業績の名称 | 主な業績の概要 |
工業総合研究所 |
赤平 亮 |
薪ストーブの開発による企業の新分野進出への貢献 |
薪ストーブの開発における性能評価指針の一つである熱(温度)について、企業自身では実施できない測定や試験を行うことにより定量的・客観的な評価に基づく性能の改善と実用化に貢献し、 自社の金属加工技術を活用した薪ストーブが2社から商品化され、新ブランドの立ち上げや新たな顧客獲得による売上向上につながった。 |
八戸工業研究所 |
機械システム部(当時) |
横型プレスの変形防止技術支援による商品化への貢献 |
県内企業((有)カワサキ機工)が開発した国内唯一のフルフラットな天板を有する横型プレス機における天板の変形について、変形量の三次元測定と変形メカニズムのシミュレーション解析により最適な補強案を提供したことで、使いやすく精度に優れた製品が上市され、異例の売上につながった。 |
野菜研究所 |
病虫部(当時) |
特産野菜でのドローンを活用した登録農薬の拡大 |
全国に先駆けて野菜へのドローン散布用農薬の試験研究を行ったことにより、本県の特産野菜であるナガイモやニンニクの主要病害虫に対し多くの農薬登録がなされ、生産現場の労働時間やコストを大幅に低減できるドローンによる農薬散布の普及や利用推進につながった。 |
林業研究所 |
田中 功二 |
青森県内の造林に適した無花粉スギの開発と種苗供給 |
国民の約4割、県内でも多くの県民がスギ花粉症に苦しんでいる状況において、20年以上にわたる品種育成により花粉を全く飛散させず、県土面積の約2割がスギ林である本県の造林に適した無花粉スギを開発するとともに、採種園・採穂園の整備により東北では初の苗木生産事業を開始することができた。 |
水産総合研究所 |
和田 由香 |
標識放流によるブリの移動範囲の解明 |
近年、北海道や青森県で漁獲量が増加したブリについて、標識放流調査によって年齢別の移動範囲を解明した。得られた知見から、単価の低い夏季のブリを獲り控えることにより、成長して単価の高い冬季に漁獲できることが示唆され、漁家経営の参考となるとともに、資源の有効利用や資源管理に繋がるものである。 |
農産物加工研究所 |
農産物加工研究所(当時) |
黒ニンニクの機能性表示食品届出支援 |
黒ニンニクとして全国初の機能性表示食品の届出においてシスティマティックレビューの作成により支援し、本県における機能性表示食品の届出件数が倍増するなど機運の醸成にも貢献した。また、法人収入の向上にもつながったほか、レビュー作成のノウハウは法人の財産としての活用が期待される。 |
下北ブランド研究所 | 令和3年8月豪雨災害復旧ボランティア参加チーム | 【特別賞】 令和3年度豪雨災害に係る復旧ボランティアへの参加 |
令和3年8月に発生した豪雨災害において、新型コロナウイルス感染症の流行により他地域からのボランティア参加が制限される中、被災した生産設備の復旧作業に参加することで生産事業者の早期の業務再開を後押しし、職員の名誉を高揚した。 |